Creepypasta Blog

―大澤すみれのクリーピーパスタ・ブログ―

3/24の取材まとめ

今回のまとめは、ちょっと書き方に悩んじゃったな……。

昨日の取材相手は、佐久間多留彦の知り合い……
っていうか、元友達?だった。

す~~ごく高そうなお店に、
す~~~ごくチャラチャラした派手ファッションの人が待ってたから、
最初はちょっと警戒したけど……。

いざ話してみたら、気さくで、会話に積極的で、
取材相手として か~なりいい人!

あたしが緊張してたら、
「おれの社長時代の名刺いる?
 フツーにミスって潰したんで、もう会社ごとないけど!」って
ひと笑いとって(?)くれたし。

仮名は、本人希望でマルさんにしておくけど……、
マルさんは、去年の冬頃、
佐久間が……というか、佐久間の組織が?
何か変なことを始めようとしてるって気が付いたみたい。

で、ちょっぴり探ってみたら、ひっそり痛い目にあわされたって……。
あたしを呼び出したのも、
「悪いこと言わないからやめとけ」って言うためだったみたい。

あたし空手やってますよ!って言ったら、
不自由になった手足を見せて、「痛い目ってマジで痛いよ」って。

正直ギクッとしたけど、怖がってたら真相はわからないし……。
全力で食い下がったら、渋々って感じだけど その当時の話を聞かせてくれた。

マルさん曰く、
佐久間多留彦は、教団の力を使ってデスゲームを計画してたそう。
今月終わった「アルター・カーニバル」───
あれがそうなんだろうって。

アルター・カーニバルについては、あたしもちょっとは耳にしてた。

けど、開催してるあいだ、
あたしは取材先を見つけるために奔走してて、
全然チェックできてないうちに終わっちゃってたんだよね。

フェイクって噂も聞いたけど……って、
あたしがポロッと口にしたら、マルさんは熱くなって言った。
「あれは本物だ」って。

マルさんは「痛い目」にあわされる前、
佐久間の部下の人に会って、隙を見てパソコンを奪取……、
トイレに立てこもったらしい(すごい!)。

そこで、ゲームの計画書とか……
佐久間がデスゲームを思いついたとき、
部下の人に送ったメッセージを見たらしい。

「8月17日 20時半、
『アイデアのもとに出会えたかも』……」って、
マルさんは呪文みたいに言った。
「おれにとっても特別な日付だったから、よく憶えてる」って。

佐久間はその少しあと、
「デスゲームってできないかな?」って送ってたんだって。
……ほんとかな?

でも、マルさんはずっと真剣で、ウソはついてないように見えた。
あたしが友達のために教団を調べてるって打ち明けたら、結構泣いてたし……。


───で!!!
あたしは家に帰ってから、
デスゲームについて考えたり調べたりしてた……ってわけで。

Kが消えた時期は、
アルター・カーニバルの開催期間より前だし、参加者にもKはいない。

でも、教団とゲームが繋がった以上、
ここにも何か繋がるものが…ある……のかも?

いやないのかも。
まだ、どっちの可能性もあるって感じ。

あーーーー、頭の中ごちゃごちゃしてきた!!
K、ほんと何に巻き込まれちゃったの?